説明
近年外資系企業を中心としてISO19650やPAS1192を中心とした国際規格や自社独自のProject Execution Planを構築している企業が日本の建設プロジェクトにも適用する事例が増えてきました。これらのプロジェクトではBIMやデータ連携を前提としたワークフローでプロジェクトを進めていくことが要求されます。
プレゼンテーション前半はそのようなワークフローを実現するために必要な人材をBIM Managerの採用要件から紐解いていきます。今後のBIM世界で活躍するために必要なスキルおよび経験を示していきます。
プレゼンテーション後半では実プロジェクトで運用する際に検討している項目を紹介します。
コラボレーション環境を活用することにより、手戻り減少などによる短工期での案件も見られます。一方で労働環境改善を目的とした残業規制による生産性の向上も課題の一つとなっています。社内外の環境の変化により現状のワークフローでは適切な運用ができないプロジェクトも見られます。
実案件においてデータ連携、ワークフローの自動化、テンプレート・ライブラリの整備により作業の効率化を図るうえでのトピックを紹介していきます。
主な学習内容
- BIM Managerの仕事の未来
- Revitのライブラリとカタログのデータ連携
- BIM360とGoogleWorkspaceを用いたクラウドコラボレーション
- ワークフロー自動化での検討項目
スピーカー
- Yushi KatoTurner & TownsendのBIMコンサルタントとして、グローバル企業へのBIM導入をサポートしています。グローバルなBIMワークフローの各地域へのローカライズ、データ可視化ツールによるプロジェクト/建物データの管理、レーザースキャンなどの建設技術の導入、ワークフロー/プロセスを自動化するシステムの構築に注力しています。また、設計チームだけでなく、コスト・スケジュールチームともBIMビジネスを構築し、プロジェクト中に各チーム間で建物データを活用しています。
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