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米子発 「Revit」+アドオン「BooT.one」を使用したBIM建築設計の効率化 その後

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説明

昨年のAU2020にて我々が発表した『米子発 「Revit」+アドオン「BooT.one」を使用したBIM建築設計の効率化』ではΣ-BIM(シグマ・BIM)と名付けたBIMを軸とした専門系基幹システム実現の目的とその中核となるBIM規格導入の必要性やその効果だけでなく、BIM規格を策定し運用するために必要な組織づくりや考え方、意識改革の必要性やその秘訣についてご紹介させていただきました。それから1年が経ち、現在では「BooT.one」をベースとした独自のBIM規格が整い設計部門がモデリングしたBIMモデルを基に着工時には施工上の問題を解決したうえで施工図を現場に提供することが可能となりました。また国交省の令和3年度 BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業に「地域の設計業者を束ねたフルBIMモデル構築と地方ゼネコンにおけるBIM規格の有効性確認とその効果検証」が採択に至り、地方の中小事業所でも実現可能なBIMを示すことができると期待するところであります。この1年間に起きた施工現場とBIM戦略部の試行錯誤や、現場へのBIMの浸透でのこぼれ話などを基に地方BIMの可能性と実現のために必要な課題解決について発表させていただきます。

主な学習内容

  • 地⽅ゼネコンがRevit推進により得られた効果について学習します。
  • BooToneをベースとしたBIM規格策定の重要性と効果を学習することができます。
  • ⼩さな組織でのRevit推進についてのヒントをつかむことができます。
  • ⼩さな組織でのRevitの教育⽅法についてのヒントをつかむことができます。

スピーカー

  • Tadafumi Nitta
    一級建築士で2004年から美保テクノスで建築設計を担当し、現在はBIM戦略部長としてBIMの戦略的導入を行っています。 美保テクノスは鳥取県米子市にある社員数200名の小規模なゼネコンです。 入社と同時に設計部に配属され設計者としてRevitを使った建築設計に取り組みBIMの社内普及を推進してきました。 2007年より設立されたRevit User Group Japanの設立メンバーで理事を担当し日本のBIM創成期で国内のBIM普及に取り組みAUJ2008、RTC2010、AUJ2012などには講師として参加しRevitを活用した設計事例を発表しました。 現在は社内においてBIM推進の責任者として全工程でのBIM化とBIMを活用した建築生産性の向上、働き方改革法案への対応を実践し美保テクノス独自のRevit規格策定に取り組んでいます。 AU2020で発表させていただいたBoot.oneを核とした自社独自のBIM規格構築も2年目に入り、施工フェーズでの規格策定を完了することができました。BIM規格策定の経緯とそれによる効果を報告させていただきます。
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