説明
弊社では昨年度、建築系設計部門において建物BIM化を達成しています。建設現場においても、このBIMモデルを誰もが簡単に活用していくためには、BIMに適したクラウド環境整備とデジタルマインドチェンジが必要です。
本セッションでは、弊社で2018年から導入しているBIM360をはじめ、昨年からはPlanGridやAssembleなど、新しいソリューションの現場における検証も先行して積極的に推し進めています。
そうした検証から得られたConstruction Cloudソリューション活用の様々な知見は、グローバルの視点から見ても大変ユニークで日本の建設現場を未来の建設現場へ変えていくヒントが多く含まれているとの評価もいただいています。
現場における課題や活用のメリットをデモを交えながらお伝えしつつ、誰もが活用できる建設現場のBIM活用への現在と展望の道しるべを紹介していきます。
主な学習内容
- 1. PlanGridを用いて、現場の検査の内容を、図面(BIMモデル)・写真・進捗をワン・プラットフォーム(クラウド)で管理します
- 2. PlanGridを活用してプロジェクト関係者全員が、正しい情報をタイムリーに共有することで、情報整理の時間短縮、作業・判断ミスの削減を実現します
- 3. Assembleを用いて、積算と工程の生産性向上に向け、BIMモデルを有効活用します
- 4. BIM360上で設計から施工へ一元管理されたBIMモデルを展開し、質疑や指摘内容のやりとりを実現します