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Revit による設計施工の効率的な業務プロセスを指向し、大手建設会社数社(大林組・鹿島建設・清水建設・大成建設ほか)が参加して2016 年より活動開始(2021年より竹中工務店も参加)
従来、免震建物を設計する際、設計者はメーカーからカタログや CAD データを取り寄せて自前でファミリを作成していました。また、メーカー提供の製品ファミリがある場合においても、製品ファミリでは設計符号の管理や型番の選択、配置の方法などが設計者の利用方法に合っておらず、設計フローに沿った使い方が出来ませんでした。
この課題に対して、設計者・メーカーとも利用・整備がしやすいよう、入れ子の構成とした免震装置ファミリを整備しました。設計者が直接編集を行うホストファミリ(親ファミリ)には設計符号や型番といった設計情報を、メーカーが整備するネストされたファミリ(子ファミリ)にはゴム径やせん断弾性係数など装置の詳細な情報が含まれています。
ホストファミリ(親ファミリ)は「BIM Summit 構造分科会」にて、ネストされたファミリ(子ファミリ)は「BIM Summit 構造分科会」の監修元、各メーカーにて作成をしています。
今回提供する免震装置のファミリについても、これまでのファミリと同様に生産・施工するために必要な設計データの種類について、異なる組織間でも円滑に利用できるように整備を行い、パラメータを使用した効率的な構造設計ができるようになっています。これにより、設計情報を生産工程で利用できるようにし、複数の組織間や業務プロセスをまたいだ生産性向上が期待できます。
オートデスクならびに大手建設会社 5 社は Revit 向け構造用ファミリの国内整備を進め、JSCA(日本建築構造技術者協会)、BLCJ(BIMライブラリ技術研究組合)、bSJ(building SMART Japan)などの構造系 BIM を検討する団体へも提案し、設計事務所や他の建設会社などにも利用を働きかけて業界全体の業務効率向上に取り組んでいきます。
Revit による設計施工の効率的な業務プロセスを指向し、大手建設会社数社(大林組・鹿島建設・清水建設・大成建設ほか)が参加して2016 年より活動開始(2021年より竹中工務店も参加)
Revit 2021 以降 (*) * Revit 2020 以前のバージョンではファイルを開くことができません