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100億の人口を抱えた未来の地球が必要とするビルの数

都市部に居住している、もしくは勤務している読者であれば、ひどい交通渋滞やあちこちの建設現場で目にするクレーン、不動産価格の上昇などから、都市化がもたらす影響を日々感じていることだろう。それは都市の住人にとっては確かに悩ましいことだが、近い将来に地球は 100 億人もの人口を抱えるとされており、建築業界や土木・インフラ業界にとっては、大きな機会を体現するものだとも言える。

世界規模で考えると、実に 20 万人もの人が、今日が終わるまでの間に荷物をまとめ、農村部から主要都市へと移動している。そして 2050 年までに、世界人口の 2/3 が都市部へ居住することになるのだ。

この世界人口の住居と社会、経済を支える未来のビルの計画や開発、提供を行うのは、建築業界や土木・インフラ業界の仕事であり、それは膨大な事業になる。オートデスクは市場調査会社の Statista と提携して、その数字の調査を行なった。世界規模の事業機会に関するレポートを、以下にご紹介しよう。

ビル 13,000棟 建設 1日

著者プロフィール

ヴァネッサ・ベルトリーニは、オートデスクのソートリーダーシップ戦略およびプログラム担当ディレクター。エンジニアリング会社で技術文書の執筆と編集のキャリアをスタートさせており、それ以降はエンジニア向けの翻訳に携わってきました。

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