Info360 Plant の主な機能

プロセス フロー ダイアグラム、ステータス、経時的な流入水質を一目で確認できる Info360 Plant の表示画面

インタラクティブなプロセス フロー ダイアグラム

P&ID、プロセス フロー、または施設および各設備のその他のダイアグラムをアップロードして操作

高度な解析と KPI

業界固有の指標と KPI を使用して水質、エネルギーと化学薬品など規制対象物質の使用、コスト、効率を監視

領域に適した管理プラクティス

エネルギー等価、施設の荷重条件、ポンプと施設の稼働パフォーマンスを自動的に計算

カスタマイズ可能なワークスペース

グラフィックと表を用いて構成可能な画面表示でリアルタイムおよび過去のパフォーマンスを視覚化

動的なドリルダウン解析

設定可能な 1 つの画面で全体のダイナミクスを視覚化して解析し、さらに掘り下げて解析

24 時間 365 日体制のイベント監視とアラート

リスクの高い異変を特定する条件を組み合わせて評価することで、過剰なアラートを回避

法令および規制の遵守の監視とレポート

コンプライアンス レポートとフォーマットされた追跡ログを自動生成し、許容条件に照らし合わせてパフォーマンスを監視

SCADA と IoT の統合

SCADA、Lab、IoT のデータを高度な解析ツールやビジュアライゼーション ツールに接続

利用開始が簡単

水処理を安全にサポートするための AWS Purpose-Built の完全に管理された SaaS プラットフォームを利用

シンプルな統合

統合されたワークフローで、データの直接接続による解析とモデリングを連携

無限の拡張性

クラウド ネイティブ アーキテクチャで AWS 上に構築された、拡張性と柔軟性に優れたシステムは成長・拡大に対応

インシデント管理のワークフロー

現場のインシデントをすばやく特定し、解決に関連するすべてのアクティビティのタイムラインを把握

Autodesk Info360 Plant の新機能

Info360 Plant の新機能

強化

解析テンプレートのユーザー ライブラリ

外部パートナーと共有する解析テンプレートを表示、選択、保存でき、解析の表示や領域に関する知見をやり取りできます。領域固有のデータをテンプレートに適用して、共通のワークスペースに保存して共有できます。(ビデオ:18 秒 英語)


新機能

モデル結果の予測

Autodesk Water モデルの結果を Info360 Plant ワークスペースに取り込むと、履歴、現在、予測のモデルのシナリオに簡単にアクセスできます。複数のモデル実行を管理して、個別または既定のワークスペース レベルでさまざまなシナリオを解析、比較することができるため、より柔軟なデータ解析が可能になります。


新機能

基本の予測シナリオ

管理者がワークスペースに既定のシナリオを設定し、グローバルに変更できるようになりました。これにより、ユーザーは既定のモデル予測シナリオを柔軟に設定できます。将来的に Autodesk モデルと統合した場合に、シナリオの比較、一貫性のあるチャートの概念化が可能になり、予測結果が強化されます。(ビデオ:29 秒 英語)


強化

フォーム作成の合理化

管理者レベルの権限を持たずに、または仮想データ入力フィールドを設定せずにフォームをデザインできます。フォーム デザインでセンサー設定を事前に入力したり、新しい仮想センサーを必要に応じて追加したりして、フィールドの計測と観測のためのさまざまなフォームの作成を簡素化できます。


新機能

解析におけるコンテキスト ヘルプ

解析ビルダーではコンテキスト ヘルプを直接利用できます。アプリ内サポートや解析式を作成するための詳細な関数メニューを利用できます。これにより、出力の命名に特殊文字を使用せずに計算を簡単に配置でき、解析が強化され、関連する解析関数を探してデータセットに適用できます。


新機能

レポート アーカイブ マネージャ

改善された管理機能により、未使用の書き出しとレポートを整理できます。新しいレポート アーカイブ マネージャには効率的なバージョン管理機能が備わっています。効率的なデータの取得、古いエントリの整理、偶発的な重複の防止、不要なレポートの非表示といった機能を利用できます。


強化

履歴チャートの機能の拡張

複数年のデータを簡単にスクロールして確認できるため、上下水道ネットワークや処理施設のアセットを簡単に監視、操作できます。今回のチャートの大幅な機能強化により、処理時間が短くなり、長期にわたるデータの視覚化機能が向上しました。(ビデオ:8 秒 英語)


新機能

複数のデータセット ビュー

サンプリング エンジンを使用して時間サンプル間隔の複数のオーバーレイを表示して、異常やタイム ギャップを特定してデータを検証します。特定のセンサーのチャートを重ねて表示するには、未処理データ、15 分と 30 分、毎時、毎日、毎週、毎月などの複数のレゾリューションを表示します。(ビデオ:13 秒 英語)


新機能

ポンプのオン/オフ切り替えスイッチ

オン/オフ切り替えスイッチにより、センサーの数が限定されたシナリオでポンプのパフォーマンス データを表示する操作が簡単になります。ポンプがオンの場合にのみデータをフィルタリングして表示されるため、各ポンプのパフォーマンスと使用状況を設計カーブに対して効率的に比較し、独立した解析を実行できます。(ビデオ:12 秒 英語)


新機能

GE Policy 履歴の統合

Object Linking and Embedding Database(OLEDB)統合のサポートを利用すると、複数のデータ ソースにアクセスするユーザーのオンボーディングと配置が簡単になります。未処理のデータをいつでも任意の解像度で表示できるため、追加の OLEDB 接続が可能になり、ユーザーは自分が収集したデータを最大限に活用できるようになります。


新機能

センサー ヘルス

センサーのステータスを監視し、7 日間のセンサー ヘルスの傾向を視覚化します。再較正や交換が必要と考えられるセンサーを迅速に特定できます。


新機能

センサーを可視化するためのヒートマップ

動的な色分けと記号サイズ設定を使用して最新のセンサー値のヒートマップを表示することによって、空間センサー データを直感的に解釈できるため、中断のシナリオで迅速な意思決定を行えます。


新機能

ワークスペース テンプレート

構成と設定はすべてそのままに、以前に構築したワークスペースを再利用できます。目的のセンサーを選択して作成済みのワークスペースにマッピングすれば、以前の作業を簡単にしたり、上下水道処理施設全体に専門知見をより迅速に適用したりできます。(ビデオ:22 秒 英語)


新機能

シェープファイルを使用した GIS データの読み込み

新しい直接読み込み方法を使用して GIS アセットを読み込めば、Info360 Plant でのオンボーディングをすばやく行えます。Info360 Plant の読み込み機能にシェープファイルをドラッグ アンド ドロップするだけで、関連する空間ファイルを利用できます。


新機能

ワークスペースへのクイック アクセス リンク

頻繁に使用する解析、フォーム、その他のワークスペース コンポーネントへのクイック リンクを使用すると、共有性が高まり、簡単にアクセスできます。ワークスペース内の内部リンクには、イメージ、インシデント レポート、センサー データの書き出しへのリンクがあり、ワークスペースのナビゲーションを簡単にするために新しいタブで開かれます。


新機能

センサー データを使用しない解析の作成

センサー以外のデータに基づく計算の解析を作成します。定数値入力ノードを時系列のデータ ストリームに変換し、定数値と出力ノードの両方の時系列データを算出します。出力ノードを仮想センサーとして保存して、他の解析やチャートで使用できます。


新機能

特定のセンサーのデータのリサンプリング

特定のタイムレンジおよび指定したセンサーのグループをリサンプルできます。管理者センサー設定に移動してセンサーを選択し、リサンプルの期間を選択すると、各センサーを手動でリサンプルせずにリサンプルを開始できます。


新機能

システム接続の通知

新しい通知ハブでは、計算、プロセス、接続のステータスに関する情報を確認できます。Info360 Plant とデータベース間でやり取りされる中断に関する通知や、計算またはプロセスの完了通知が表示されます。


Info360 Plant のその他の機能

構成可能な機能でプロセスを最適化

テンプレート解析

カスタマイズ可能なテンプレートを作成して、シンプルなカスタム解析にも複雑なカスタム解析にも対応できます。テンプレート ライブラリによって、インサイトを社内やエンジニアリング サービス プロバイダと簡単に共有できるため、データ共有が効率化され、作業の連携が促進されます。専門知識と分析を強化することで、組織の効率性を高め、独自のインサイトを提供できます。(ビデオ:50 秒 英語)


コンプライアンス対応のデータ書き出しツール

コンプライアンス対応のデータ書き出しツールとレポート機能により、SCADA、LIMS、請求、IoT など、複数のソースのデータを自動的に統合できます。受信データ ストリームにリアルタイムのデータ解析を適用して、手作業による処理を減らします。スプレッドシートを使用する必要もありません。規制に準拠したレポート作成を合理化し、時間のかかるタスクを最小限に抑えます。(ビデオ:21 秒 英語)


SCADA 統合のための OPC-UA 接続

Info360 Plant データ コネクタで、OPC UAプロトコル、OSI PI 履歴との直接インタフェースがサポートされるようになりました。既存の SCADA システムやデータ履歴との統合と設定を簡単に行えるため、複数のソースからデータにアクセスするユーザーは実装の所要時間を短縮できます。


ArcGIS Online への接続

ArcGIS Online に接続して空間画層とアセット ジオメトリを Info360 Plant に取り込み、ArcGIS Online の空間データと解析ツールおよびビジュアライゼーション ツールを統合します。管理者ユーザーは、ArcGIS ユーザー資格情報を使って統合をすばやく設定できます。統合により、データの書き出しが不要になり、より正確にデータを管理できるようになります。(ビデオ:23 秒 英語)


カスタム解析に対応する統計関数をさらに追加

解析に新たな統計関数を追加しました。解析の検証時のトラブルシューティングを容易にするエラー処理の改善、ユーザー指定のデータ ポイントでの変化率計算の移動、対象期間の現在のデータと履歴データを比較する関数などが含まれます。(ビデオ:44 秒 英語)


ポンプのパフォーマンス解析の機能強化

ポンプのパフォーマンス解析ツールセットで、昇圧ポンプがサポートされるようになりました。ユーザーはメーカーの仕様と比較して性能を評価できます。流入の吸引圧力を設定し、ポンプ センサーの物理的なオフセットの修正を追加します。ポンプのパフォーマンス チャートの機能強化には、主要なポンプ パフォーマンス指標の視覚化が含まれます。(ビデオ:29 秒 英語)


タンク/貯水槽解析のローソク足チャート

タンクおよび貯水槽の解析にローソク足クチャートが追加されました。経時的なセンサー データの動きを視覚的に表示し、タンクや貯水槽のデータの傾向を把握できます。各ローソク足には指定した期間の始値、終値、高値、低値が表示され、ユーザーは情報に基づいて意思決定を行うことができます。(ビデオ:26 秒 英語)


ユーザー入力の GIS 空間データ

Info360 Plant は、多様なツールを基に、さまざまな GIS データ ストリームを組み込み、統合できるよう開発を続けています。アセット データ、補助的な GIS データ、サービス領域の読み込み、定義済みの ESRI フィーチャ サービスとの統合により、ダッシュボードやユーザー ワークスペース内で正確な空間ビューを再現できます。


グローバルなデータ範囲設定

ワークスペース内のすべてのコンポーネントに対してグローバルに日付範囲を設定できるようになりました。これにより、各コンポーネントの日付範囲を個別に設定し合理的に管理できるようになります。データセットを任意の間隔で設定し、いつでも一貫性を維持して簡単に表示できます。(ビデオ:27 秒 英語)


高度な解析と KPI

上下水処理の目的に基づいたカスタム KPI を使用してヘッドワークの負荷、化学薬品の使用、スラッジ ブランケット、BNR、ブロワー、コンプレッサ、殺菌処理、エネルギー使用、排出、および許容条件に対するパフォーマンスを測定します。水道事業に特化したデータ処理ツールとビジネス インテリジェンス ツールによって状況認識を高め、対応を最適化して、マイナスの影響を最小限にとどめることができます。


インタラクティブなプロセス フロー ダイアグラム

現在の P&ID、プロセス フロー、その他のダイアグラムをアップロードして独自に定義し、施設運用をコンテキスト内で表示できます。アップロードしたダイアグラムを操作して、各設備とプロセスフローに関連するライブ データや解析をドラッグ アンド ドロップで簡単にタグ付けし、詳細な調査を進めることができます。


各施設の詳細な表示

用途に合わせて解析を設定。前処理、クラリファイヤ、濾過、殺菌処理、活性スラッジ、その他の操作など、施設内の設備を簡単に定義できます。データ、解析、プロセス フロー、写真、アセット、その他の情報を関連付けて、簡単なポイント アンド クリック操作でリアルタイムの柔軟なアドホック解析を実行できます。


構成可能なワークスペース

組織の各役割のニーズに合わせてユーザー インタフェースをカスタマイズできます。日常的な利用を考慮して設計されたワークスペースではプロセス フロー、各施設の関連するセンサーと解析、アラート サマリ、リアルタイムと過去のデータの充実したデータ視覚化などを利用できます。


24 時間 365 日体制のイベント監視とアラート

生の測定値と統計に由来するデータに関するシステム異常をリアルタイムで認識できます。1 つのワークフローで、インシデント管理ツールセットを使用して、簡単な操作で高度な解析を行い、迅速な対応とシナリオ計画によって、検出されたイベントに関連する影響を抑えることができます。


カスタム コンプライアンス分析

許容されているコンプライアンス要件に照らし合わせてセンサーとラボの測定値を監視し、水質基準を一貫して満たしているかを確認します。Info360 Plant では、Excel ワークブック テンプレートからレポートを生成してコンプライアンス レポートと追跡レポートを構成すると、測定データと解析計算がすべてレポート可能な形式で含まれます。


ユーザーの構築によるカスタム解析

公共事業や組織の固有の解析を作成、構築できます。これにより、搭載済みのツールや解析用ライブラリだけではできないより詳細な解析が可能になります。社内チームや外部コンサルタントが継続して施設や設備の解析を行い進めていくためのツールを提供します。


ポンプのパフォーマンス解析

解析とビジュアライザーションによってポンプのパフォーマンスを改善できます。強化された機能には、可変速度ポンプ(複数のメーカーの曲線に対応)、ポンプのメンテナンス前と後の分析、複数のポンプ曲線とクラスタのフル ビューなど、すべてを 1 つのダッシュボードで、各箇所の状況を確認できます。


ダウンロード可能なデータと解析

Info360 Plant 以外でも、高度な業界固有の分析、KPI、指標などのデータを使用できます。Info360 Plant では便利な CSV 形式でデータを入手できるため、IT 担当者の対応を待つ必要はありません。


独自のデータをアップロード

CSV ファイルなど、静的なフラット ファイル データ セットをドラッグ アンド ドロップで効率的に操作できます。データ スクラブ機能によってデータをクリーンに保ち、分析やビジネス インテリジェンスに利用できます。アップロードした後は、Info360 Plant 全体で独自のデータセットを使用して解析、ビジュアライゼーション、コンプライアンス レポート作成を行えます。


統合されたマップ ビュー

マップによって、施設やセンサーの地理的位置を状況的に把握できます。主要な処理施設と関連して、より大きな処理施設、貯水池、配管、ポンプ ステーションを視覚的に表示できます。Info360 Insight との統合により、上下水道の配水ネットワークにビューを拡張できます。


SCADA と IoT のセキュアな統合

ネットワーク インフラストラクチャを保護する極めてセキュアなリアルタイム接続によって、SCADA と IoT のデータを Info360 Plant に連携できます。AWS Greengrass IoT デバイスの接続性とセキュアな接続を活用した統合は、OT ネットワークとは別の一方向アクセスで、耐障害性と安全性に優れています。


水道モデルとネットワークの統合

Info360 Plant と Info360 Insight を相互運用して、上下水ネットワークの動作解析を行えます。Info360 Insight のサブスクリプションを追加することで、処理施設の上流および下流のビューと解析を拡張し、供給と需要のフロー分析に水シミュレーション モデルを活用できるようになります。