Moldflow の主な機能

Moldflow® ソフトウェアでは、プラスチック射出成形のシミュレーションを行うことで、不具合を回避できます。射出成形用金型設計、プラスチック成形品設計、成形プロセス用の各種ツールを搭載します。

Autodesk Moldflow Insight ダッシュボードを示すスクリーンショット

金型キャビティへの充填を予測

射出金型キャビティへの充填、キャビティの保圧、冷却、変形を予測できます。

ワンクリックでメッシュ解析

メッシュの作成と解析を、モデル内でワンステップで実行できるため、生産性が上がります。

共有ビューでコラボレーション

クラウドで接続されたデバイスを使用して解析結果やコメント、設計上のアドバイスを共有できます。

成形品の不具合を検出

製造時に生じる可能性のある不具合を検出し、過剰な反り、ヒケ、ウェルドラインなどを防ぎます。

結果を視覚的にプロット

ニーズに合わせて、シミュレーション結果のさまざまなプロット表示方法をカスタマイズできます。

レポート ウィザードで解析

解析モデル、設定、結果をまとめた、専門的なレポートを生成します。

CAD ファイルを直接読み込み

CAD ファイルを、シミュレーション用に変換する必要なく、ネイティブ形式のまま読み込めます。

幅広い材料に対応

Moldflow の材料データベースには、11,000 種類以上の材料グレードが含まれます。

結果の比較

表示ウィンドウを分割してスタディの結果を並べて表示したり、ビューをロックして回転を同期させたりできます。

ユーザー インターフェイスのカスタマイズ

カスタムのリボン メニューやクイック アクセス メニューを作成したり、マウス機能やカラー スキームを調整したりできます。

Moldflow の機能

Moldflow では、Moldflow Adviser と Moldflow Insight から、ニーズに最適なツールを選択できます。

Moldflow Adviser

自動ウィザード

ガイド付きの自動ウィザードに表示される手順に沿って、シミュレーションの設定をカスタマイズできます。


ランナー バランス

ランナー バランス解析では、圧力と充填時間が均一になるように、多数個取り金型のランナーのサイズを決定できます。


ダイナミック ヘルプ

このヘルプ パネルは、クリックに反応して、表示されている結果の説明(何の測定結果か、そこから何が分かるかなど)を表示します。


自動金型作成

金型サイズ設定ダイアログ ボックスを使用するか、スタディ ウィンドウ内でクリック アンド ドラッグすることで、金型のサイズを設定します。


解析結果サマリー

解析およびプロセスの入力値と、解析の各過程の結果を 1 つの画面で確認できます。


コスト アドバイザ

金型の使用量、材料費、材料の使用量、金型コスト、成形コスト、成形後のコストを計算して、成形品あたりの総製造コストを見積もります。


Moldflow Insight

柔軟な解析

Simulation Compute Manager (SCM)を使用して、ローカル、サーバー、またはクラウド上で解析を実行できます。


金型とインサート

直交異方性成形品インサートなど、成形品インサート、金型インサート、金型ブロック用の材料を、組み込みのデータベースから割り当てることができます。


API で自動化

アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)自動化ツールを使用して、カスタム スクリプトを作成できます。


熱硬化性材料

熱可塑性と熱硬化性(リアクティブ)の両方の材料の成形をシミュレーションできます。


バルブ ゲート

シミュレーションでバルブゲートの順次開閉やホット ランナー レイアウトを制御できます。


成形品とプロセスを最適化

自動化された実験計画法(DOE)とパラメトリック解析を使用して、最適なプロセスと設計を割り出せます。


高度な成形プロセス

マルチバレル、オーバーモールディング、コインジェクション、ガスアシスト射出成形、マイクロセルラー射出成形などの複雑な成形プロセスを使用できます。


さまざまな解析順序

一般的な流動、冷却、反りのシミュレーションに加えて、複屈折、結晶化度、繊維配向などの特殊なシミュレーションも行えます。


包括的なソルバー パラメータ

カスタマイズ可能で包括的なソルバー パラメータで、シミュレーションの精度を高めることができます。