USD では、3D シーンをプリム(オブジェクト/要素)の階層に整理し、プリムには属性(プロパティ/特性)が関連付けられます。また、USD では複数のシーン データのレイヤ(各レイヤには独自のプリム、属性が含まれます)を使用しオーバーライドを行います。これにより元のデータに変更を加えることなく特定のプリムと属性を変更します。バリアントとバリアント セットを使用すると、同じオブジェクトまたはシーンを複数回表現できます。
USD Stage Description (USD ステージ)言語は、プレーン テキスト ファイルにおけるシーン階層とプロパティを記述します。
全体として、USD は、さまざまな制作パイプライン間で 3D シーン データを編集およびコラボレーションするための効率的な方法であり、主要ソフトウェア内でネイティブ サポートされるようになり、標準化されました。