既定の結果[型締力XYプロット]とカスタムプロットでZ軸を選択した[型締力XYプロット]結果に差がある [Moldflow Insight]

Autodesk Support

2025年2月20日


対象となる製品とバージョン


Issue:

下記2つの型締力を比較したところ、両者に違いがありました。

  • 結果1:既定の結果[型締力XYプロット]
  • 結果2:カスタムプロットでZ軸を選択した[型締力XYプロット]

結果1. は解析ログの時間と型締力の出力と一致しており、結果2. は、結果1. とピーク値や出力点数が異なる等の違いがありました。

 

質問1:
結果2. は1. に比べピーク値がわずかに異なるのは、記事『型締力関連のプロットで Moldflow の予期しない違いが生じる』にあるアルゴリズムの違いが原因でしょうか(解析モデルにアンダーカットは存在しません)。

質問2:
結果2. は1. に比べ出力点数が少ないです。これもポストプロセスのアルゴリズムによって、出力点数が制限されているということでしょうか。

Solution:

回答1:

記事のプロットの図(結果1:「Clamp Force XY plot」と結果2:カスタムプロットの「Clamp Force On Parting Plane」)ですが、記載の通り、結果1と2で使用されている計算方法が異なります。このため、モデルに依らず(アンダーカットの有無に関係なく)、異なるアルゴリズムにより、ピーク値に僅かな違いが生じる可能性は考えられます。
 
回答2:
カスタムプロットでは、デフォルトで出力されるプロットに比べ、出力点数は少なくなります。カスタムプロットの出力点数は、アドバンスオプションにある中間結果出力数と関係しているため、出力数を増やした状態で再計算を実施することで、点数の問題は解消されます。

Products:

Moldflow Insight;


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