モデルベースの定義に関するヒントとテクニック

Autodesk Support

2019年9月26日


モデルベースの定義に関するヒントやコツを説明します。

 

MBD のスタートアップ
モデルベースの定義(MBD)を使用する価値については既に学習しましたので、早速使ってみましょう。寸法の作成方法に関する便利な情報を簡単に説明します。

3D 注記とモデルベースの定義に寸法を作成する基本
Inventor では、3 つの方法で 3D 注記とモデルベースの定義に寸法を作成できます。
1.    寸法をプロモートする
パラメトリック設計の機能をフル活用し、モデルベースの定義で 3D 設計のパラメータと公差を再利用します。 

まず、パラメータに公差を設定します(図1)。


図 1

モデル寸法を表示し、MBD としてプロモートします(図2)。


図 2

            
2.    寸法を作成する
プロモートするモデル寸法がない場合は、MBD として作成することができます(図3)。


図 3

 
3.    幾何公差記号の寸法
幾何公差記号を使用してシャフト、スロット、穴、または穴のパターンを定義すると、作成した寸法が自動的にモデル パラメータにリンクされます(図4)。 


図 4

パラメータ(事前に定義した公差を含む)を MBD にリンクすることは、中央公差のモデルとしてパーツを直接 CAM に取り込む場合に重要になります。

追加のオプションを検討する
モデル内の 3D 注記の寸法に対して、寸法値の非表示や検査寸法の記入など、追加のオプションが必要になる場合もあります(図 5)。 


図 5

簡単な Screencast で MBD の作図モードと同じオプションにアクセスする方法を学習してください。

まとめ
これらのヒントを活用することで、Inventor で高度なモデルベースの定義を簡単に作成することができます。

 

Inventor のモデルベースの定義(MBD)の詳細



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