Fusion 360:ウォーター ジェット、レーザー カッター、プラズマ カッターのソリューション

Emily Suzuki Emily Suzuki 6月 14, 2023

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Autodesk Fusion 360 は、ウォーター ジェット、レーザー カッター、プラズマ カッターを用いた 2D 切削や切断加工プロジェクト向けの、さまざまなソリューションを提供しています。

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「ウォーター ジェット、レーザー カッター、プラズマ カッターを用いた 2D 切削プロセス」と言うと複雑に聞こえるかもしれませんが、実際は、他のコンピュータ数値制御 (CNC) プロセスよりも仕組みは単純です。Autodesk Fusion 360 を使用すれば、エンジニアは、平面展開した板金部品などのソリッド モデルからツールパスを生成し、ウォーター ジェット、レーザー カッター、プラズマ カッターを稼働させることができます。本記事では、これらのプロセスや Fusion 360 の活用方法について説明します。

ニーズに応えるオプション:2D 切削 / 輪郭加工

近年、3D プリントと CNC フライス加工にはさまざまな改良が加えられました。しかし、多くの設計者やエンジニアにとって、2D 加工は依然として強力なツールです。最新の 2D 加工では、5 軸切削ツールと同様に複雑な CNC マシンを使用します。高圧ウォーター ジェット、レーザー カッター、プラズマ カッターを使用して、2D 設計やカットアウトに基づき、さまざまな材料の薄いシートを加工します。

コンピューター支援設計(CAD)とコンピューター支援製造(CAM)のためのソフトウェアを使用して、設計とツールパスを作成できます。ノズルを定義したり、検証済みの送りや速度を再利用したり、設計作業を統合ツールで行ったりと、Fusion 360 にはインテリジェントなツールが多数搭載されています。

2D 加工に適した材料の選択:シート メタル

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2D 加工がいかに重要かお分かりいただいたかと思いますが、では実際に始めてみるとしたら、最適な材料は何でしょう?2D 加工に適した材料の 1 つに、引張特性をもつシート メタル(板金)があります。シート メタルは、多くの業界で使用される標準的な材料です。自動車から、さまざまな製造製品、航空宇宙関連の建設、さらには飲料の缶まで、さまざまな用途に使用されています。

機械プレス、ウォーター ジェット、レーザー カッター、プラズマ カッターなどの工具を使用して、シート メタルを曲げたり、巻いたり、プレスしたり、切断したりして、そうした製品を製造します。シート メタルの加工には、油圧、空圧、機械、電気など、あらゆる力が利用されます。レーザー切削などの加工を正確に実行可能になるため、シート メタルの量産性が向上し、生産プロセスにかかる時間も短縮します。つまり、生産ラインに良い変化がもたらされます。

Autodesk Fusion 360:製造技術者の最大の味方

ウォーター ジェット、レーザー カッター、プラズマ カッターを用いた切削・切断加工の作業に Autodesk Fusion 360 を使用することでもたらされる重要なメリットの 1 つは、設計と製造の時間を短縮できることです。画面上で設計した 3D モデルをクリックすると、加工対象となる平面の形状を自動的に読み取ります。その後、実際に加工する領域を選択したり、必要に応じて加工のためのタブの設定を行います。これらの作業により、許容差を維持し、仕上げの形状を最適化します。

また、Fusion 360 では設計も簡単です。柔軟な操作性で設計サイクルを短縮し、生産性が向上します。設計者や製造技術者は、豊富なリソースを活用し、生産時間を短縮し、いつでも設計作業にアクセス可能になります。

ウォーター ジェット、レーザー カッター、プラズマ カッターを用いた切削・切断加工プロジェクトに、Autodesk Fusion 360 を今すぐお試しください。

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