Fusion 360 の設計自動化ツールで、ビジネスの成長を実現

Emily Suzuki 6月 16, 2023
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パラメトリック モデリング、ジェネレーティブ デザイン、自動モデリングなど、Fusion 360 はさまざまな設計自動化ツールを備えています。チームの成長をスマートに実現する自動化ツールの活用方法をご覧ください。

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Fusion 360 のジェネレーティブ デザイン

企業は、販売の増加、新製品の提供、リード タイムの短縮など、さまざまな取り組みを通じて、最もシンプルなビジネス成長指標である「収益増加」の達成を目指します。どのような戦略においても、企業が成長するためには、製品・サービスの提供能力や、対応能力をある程度強化する必要があります。従来は、新たな従業員を採用したり、新たな設備に投資したり、施設・設備を拡大したりすることで、対応能力を強化しました。 しかし「自動化」の効果については、これまで見落とされがちでした。 

自動化とは

自動化とは、ワークフローやプロセスにおける人間の作業を減らすための手段です。これにより人材リソースが単純作業から解放され、より重要な業務に集中できるようになります。そして会社全体の対応能力が増し、最終的にはビジネスの成長につながります。ここで重要なポイントは、自動化にあまり適さないタスクは自動化しないように気をつけることです。ワークフローやプロセスを自動化するには、開発・保守・運用のために、人材と時間をある程度投入する必要があります。既に最適化された高度な人的プロセスを、無理に自動化する必要はありません。この点を注意して判断しなければ、労力を無駄にしてしまう可能性があります。 

従来の手法における設計自動化

長年にわたり、製品設計プロセスを自動化する方法としては、ソフトウェアのカスタマイズか、スプレッドシートかの 2 つの手法が用いられてきました。ソフトウェアのカスタマイズには専門のソフトウェア チームが必要となるため、大手企業のみが可能でした。一方、スプレッドシートは、成長中の小規模企業でも取り入れられる手法でした。誰でもスプレッドシートを使用すれば、パラメトリック デザインの特性を入力し、計算式を使用して、CAD モデルを駆動する仕様を生成できます。しかしそこから先は、依然としてエンジニアが CAD モデルを手動で作成し、他のチーム メンバーに渡す必要がありました。

この自動化はごくシンプルなものでしたが、素晴らしい第一歩となりました。その後、顧客ニーズを効率的に取り込み、設計者の初期段階の作業負荷を最小限に抑えるために、自動化はさらに進化します。スプレッドシートの作成は、チームで迅速に進めることができ、管理も簡単で、初期投資も最小限で済みました。 

次のステップ:ルールベースの自動化

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Fusion 360 のパラメトリック モデリング

設計の自動化に向けた次なる進化は、スプレッドシートのような機能を CAD ソフトウェアに組み込むことで実現しました。これはルールベースの自動化、またはパラメトリック モデリングと呼ばれるようになりました。カスタマイズ可能な設計を作成する必要がある場合、変数や計算式を 3D モデルに組み込むことができます。その後、設計をカスタマイズする際には、設計に加えられた変更内容が同期され、設計が更新されます。

特定の顧客の要件に合わせて製品やサービスをカスタマイズする企業は、CAD ワークフローにパラメトリック モデリングを組み込むことで、さらに大きなメリットを得ることができます。このツールを使用すれば、すぐにカスタム設計を作成できるため、作業負荷が減り、その分、人材が他の業務に取り組めるようになります。これによって CAD エンジニアの仕事が増えることもありません。最小限の投資とリード タイムで、企業全体の対応能力を増やすことができます。

さらに次のステップ:ジェネレーティブ デザインと自動モデリング

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Fusion 360 の自動モデリング

Fusion 360 のジェネレーティブ デザインと自動モデリングは、設計の自動化における最先端テクノロジーです。ルールベースの自動化と同様に、変数や従属関係を入力して CAD モデルに組み込むことで、要件をカスタマイズします。自動化ツールを使用することで、数多くの設計案を生成し、効果的にレビュー/修正を反復できるようになり、設計フェーズが強化されます。エンジニアはさまざまな条件(性能、製造可能性、重量、強度など)を定義しながら、各設計案を検討できます。

ただし、人間は依然として、この自動化されたプロセス全体を通じて重要な役割を果たします。出力条件を選択し、必要に応じて編集し、検証し、最終的な設計を決定するのは人間です。ただし、前述したルールベースの自動化に比べて、必要な労力は大幅に減りました。例えば、ジェネレーティブ デザインと自動モデリングによって、プロトタイピングが迅速化します。設計者は、数多くの設計案を生成して比較検討することで、ニーズに最適な設計を効果的に実現できます。こうした設計自動化ツールは、今後さらに洗練され、進化するとともに、設計プロセスの主力となっていくでしょう。

Autodesk Fusion 360 のスマートな働き方で、スマートに成長

スプレッドシートの基本的な自動化機能でも、最先端のジェネレーティブ デザインでも、自動化を取り入れることで、小規模な企業はビジネス拡大につながる競争力をすばやく獲得することができます。自動設計ツールによって、時間や資本への投資を最小限に抑えつつ、人材リソースを解放し、企業の対応能力を強化することができます。Autodesk Fusion 360 は、パラメトリック設計ツール、自動モデリング、ジェネレーティブ デザインを搭載します。ビジネスの成長をサポートする Autodesk Fusion 360 を、まずは無償体験版でお試しください。

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