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Fusion ハブとは何でしょう?業務に関与するメンバー全員の業務データを 1 ヶ所にまとめて管理·運用方法はありますか?このガイドを参考に、Autodesk Fusion を使いこなしてください。
関与するメンバーで利用するために Autodesk Fusion を購入したばかりだとします。次は何をすればよいでしょう。最初の目標は、関与する全員を Fusion ハブ にアクセスできるようにし、コラボレーションできる環境を整えることです。ここではその方法をご紹介します。
Fusion ハブの作成と、Fusion ハブへの参加
Fusion をインストールする過程でまず選択を迫られるのが、既存の Fusion ハブに参加するか、それとも新しいハブを作成するかです。これによって、設計の保存場所が決定されます。通常、新しい Fusion ハブの設定は、設計データへのアクセス権の割り当てを担当する人物、または管理者が行います。
すべての Fusion ユーザーは、同じプロセスに対面します。ユーザーはインストール中に、ハブに参加するか、独自のハブを新規作成するかを選択します。ただし、チーム設計をするために Fusion を使い始めることが既に決定事項なのであれば、各ユーザーが独自のハブを作成することは避けましょう。Fusion の大きなメリットは、「1 つの Fusion ハブでユーザーがコラボレーション」できることです。複数のハブが作成されると、この本来の目的を果たす上で妨げとなります。
さらに注意が必要なのは、メンバーが自分用に作成したハブには、チームの管理者がアクセスできないため、メンバーが誤って会社のデータの管理者や所有者になってしまうおそれがあることです。
そのような事態を回避するには、どうすればよいでしょう?答えは実に単純です。Fusion サブスクリプションをユーザーに割り当てる前に、ご自身で作成した Fusion ハブにユーザーを招待しておけばよいのです。そうすれば、ファイルを保存するための一元化された場所をユーザーに提供できます。
このように、最初にユーザーをハブに招待してからサブスクリプションを割り当てることで、作業開始に適した場所にユーザーを誘導できます。後で複数の Fusion ハブを統合する必要もありません。
自身の Fusion Hub にチームを参加させる方法
ハブに新しいユーザーを追加するために推奨される方法は次のとおりです。
- Fusion を初めてインストールする際に、適切な管理者または所有者を選択します。
- インストール中に、Fusion ハブの作成を求めるプロンプトが表示されます。
- 他のユーザーが認識しやすい名前をハブに付けます。ただし、このハブ名はいつでも変更できます。
- Fusion の管理画面にアクセスします。「Fusion Web クライアント を開く」および「チームを管理する」を参照してください。
- [メンバーと役割]タブを選択します。
- [招待]を選択します。
- 招待したい相手の電子メール アドレスを入力するかコピーして貼り付けます。
- [招待]を選択します。
- 相手に mailto:noreply@autodesk.com から電子メールの招待が届きます。これは自動送信メールなので、念のため迷惑メール フォルダーに入っていないか確認するように相手に伝えてください。
- 相手がハブへの参加をすぐに選択することがありますが、問題ありません。この方は Fusion のインストールを完了し、この時点では 30 日間無償体験を開始します。そうすれば、メンバー独自の Fusion ハブを作成するように求めるプロンプトが表示されません。
- ユーザーに Fusion サブスクリプションを割り当てます。各ユーザーに Fusion サブスクリプションを割り当てると、サブスクリプションが割り当てられる前に Fusion をインストールしていたユーザーが次に Fusion を開くと、体験版がアクティブなサブスクリプションに切り替わっています。
ここでは、最初に Fusion をインストールして会社の Fusion ハブを作成したユーザーが、実際の管理者ではないケースにご注意ください。ハブの作成者が社内の設計データを扱う管理者として適切ではない場合もあるでしょう。ハブの作成者を選ぶ際には、管理者および所有者として適切なユーザーを選択することを推奨します。
ただし、他の Fusion 管理者がいつでもユーザーのアクセス権限を変更できるので心配は不要です。
スムーズなオンボーディングを実現するために
チーム用に Fusion をご購入後は、オンボーディング プロセスを円滑に進めることが重要になります。効果的なコラボレーションを実現し、データの所有権に関する問題を防ぐためには、正しい手順でチームに導入する必要があります。ユーザーを Fusion ハブに招待してからサブスクリプションを割り当てることで、コラボレーションに最適な一元化された場所を用意できます。また、複数のハブが作成されるのを防止できるだけでなく、個々のユーザーが誤ってデータを所有してしまうのを防ぐこともできます。
適切な管理者を選択し、ユーザーを Fusion ハブに招待し、サブスクリプションを割り当てるまで、推奨される手順でオンボーディングを行い、シームレスで効率的なワークフローの基礎を構築してください。重要なポイントは、最初にしっかり時間をとって、Fusion ハブを正しく設定することです。そうすれば後から統合するなどの手間が不要になり、連携したチームワークを行えます。