Elevate your design and manufacturing processes with Autodesk Fusion
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Machining Fundamentals(機械加工の基本)シリーズは、初心者から工場で働くプロフェッショナルまでが、わかりやすく CAM の知識を学べるビデオ シリーズです。オートデスクのバーミンガム・テクノロジー・センターに務める社内の機械オペレーターが各エピソードのホスト役を務め、ツールやプロセスの概要を解説します。前回は、[工具長オフセット]について説明しました。今回は、NC コードを使用して CNC 工作機械を制御する方法について説明します。
NC コードは CNC 工作機械の言語です。これらのコマンドが Fusion 360 にプログラミングされ、パーツの切削方法をマシンに指示します。ポストプロセッサが Fusion 360 でツールパスを NC コードに変換します。
G コードと M コード
G コードと M コードは、最も一般的な 2 種類の NC コードです。この 2 つのコードを見ていきましょう。
まず、スピンドルをオンにするために、コントローラーに M03 と入力します。マシンがスピンドルを回転させる速度を指定するには、スピンドル速度をプログラミングする必要があります。S1000 M03 と入力して[サイクル開始]を押すと、マシンはスピンドルを 1,000 回転/分(rpm)の速さで回転させます。もう 1 つの便利なコードは M08 で、クーラントをオンにするようにマシンに指示します。
G コードを使用した直線移動
次に、G コードを使用した直線移動を見てみましょう。Fusion 360 の手動データ入力(MDI)モードでは、G54 座標系を有効にすることができます。コントローラーに G0(G ゼロ)と入力すると、既知のポイントにできるだけ速く移動するようにマシンに指示します。これは「早送り移動」と呼ばれます。
マシンが特定のワーク座標にできるだけ速く移動するようにプログラミングできます。例えば(X0, Y0)に移動する場合は、G0 X0 Y0(G ゼロ X ゼロ Y ゼロ)と入力します。
このように、NC コードは CNC 工作機械に移動先の場所と方法を指示するために欠かせません。機械オペレータ-は Fusion 360 を使用して、ツールパスを NC コード(マシンが理解できる言語)に変換できます。