建築での BIM

BIM で確認

プロジェクトの詳細をより明確にし、設計オプションをわかりやすく視覚化して、チーム間の透明性を向上できます。

Orms: The Standard, London

建築での BIM とは(ビデオ: 2 分 21 秒)

建築での BIM とは

ビルディング インフォメーション モデリング(BIM)は、建築アセットをデジタル モデルとして表現する手段です。プロジェクトの知見や情報のすべてをアクセスしやすい 1 つの場所に保存することにより、作業メンバーと関係者が、基礎、周辺環境、過去の構造、さらには将来的な状況など建物のあらゆる側面を確認できるようになります。

建築設計における BIM のメリット

プロジェクト データをシームレスに共有

信頼できる一元的なデジタル情報ソースを設けることにより、すべての関係者がアクセスして、コラボレーションの促進やプロジェクトの進行スピードの加速に貢献できるようになります。

クライアントに印象づけ、案件を獲得

設計のあらゆる側面をデジタル化して表示できる BIM を使用すれば、プロジェクトのビジョンを伝え、あらゆるステップをクライアントに説明できます。

建築の品質を向上

BIM では、より正確なビジュアライゼーションを作成して、干渉を検出し、設計の精度を向上させることができるため、より持続可能で効果的な成果を一貫して実現できます。

BIM で設計したプロジェクト事例

手戻りの作業を削減し、レビュー時間を 50% 短縮

POLO Architects - Elysia Park

 

隠れた可能性を明らかにするジェネレーティブ デザイン

OMA - フェイエノールト スタジアム

 

シームレスなモデル共有により、効率的なワークフローを実現

TVS Design - ラスベガス コンベンション センター

 

水準の向上 - BIM の事例(ビデオ: 1 分 50 秒 )

水準の向上

BIM は単なるテクノロジーではなく、設計プロセスを効率化・合理化する手段です。BIM を活用することで、壮大なプロジェクトの実行に集中できます。The Standard, London を建設した Orms の活用事例を紹介します。

建築設計者向け BIM ソフトウェア

BIM 対応のパワフルなツールを使用して建物の計画、設計、施工、管理を行えます。


Revit、AutoCAD、Civil 3D、Autodesk Forma など、設計、エンジニアリング、建設・施工向けの強力な BIM ツールと CAD ツールを網羅したコレクション


建築、エンジニアリング、施工チームの共同作成、コラボレーションおよびコーディネーションに対応したクラウドベースのソフトウェアです。「Pro」をご利用いただくと、いつでもどこでも、Revit、Civil 3D、AutoCAD Plant 3D で共同作業が行えます。


BIM ソフトウェアをさらに活用

建物の画像

ウェビナー

Revit で BIM の基礎を学ぶ

高品質なビジュアライゼーションとモデリングのためのヒントを紹介します。実際のシナリオに利用できるベスト プラクティスも詳しく説明しています。

 


コンピュータ画面上のプランニング ソフトウェアの画像

ビデオ

提案と BIM の相互変換

Autodesk Forma と Revit の間で提案と要素を自由に変換できるため、設計ワークフローが強化されます。

 


室内で 3 人が座り、ラップトップの画面が正面中心に表示されている

チュートリアル

Revit クイック スタート ガイド

初心者だけでなく、基本的なスキルの向上を目指す方にも最適な Revit 学習リソースです。

 


その他の建築設計者向けソリューション

閑静な通り沿いの建物

影響を詳しく見る

環境に配慮した建物は、これまで以上に急務となっています。オートデスクのソフトウェアを使用すると、設計上のさまざまな決定の影響をリアルタイムで視覚化し、より明確に把握できます。時勢的にリノベーション プロジェクトが増えるにつれ、この機能はますます価値が高くなります。


きらきらと光を放つ街の風景

適切なデータを適切なユーザーにつなげる

AECO 業界全体で統一されたワークフローにより、データの流れがスムーズになります。ジェネレーティブ デザインなどの AI 拡張プロセスの基礎を構築することにより、情報に基づいた意思決定を行い、パフォーマンスを向上させることができます。


Revit でプロジェクトの共同作業をする 3 人を上から見た画像

生産性が向上

共有データ環境を利用して、チーム、プロセス、データを連携させます。リアルタイムで共同作成し、チーム間での連携を改善し、データ交換を効率化できるため、全員の認識を一致させて効率的に作業できます。


BIM 導入の準備はお済みですか?

連絡先情報をご提供いただければ、オートデスクテクノロジーの担当者から連絡いたします。現在のご利用のテクノロジーについて伺い、ビルディング インフォメーション モデリング(BIM)のワークフローの導入方法をご説明します。

 

よくある質問(FAQ)

建築設計者用 BIM とはどのようなものですか?

ビルディング インフォメーション モデリング テクノロジーは、設計プロセスの全体を通して建築設計者をサポートします。BIM オーサリング ツールでモデリングを行えば、モデルとドキュメントを相互に連携され、建築設計者はファサード、断面図、3D、平面図のビューで建物を編集できるようになります。設計を変更すると、すべての情報が同時に更新されます。BIM を使用すると、プロジェクトのエラーや手戻りが減り、全体的な設計時間が短縮され、設計の品質も向上します。プロセスの早い段階で多くのインサイトが得られるため、クライアントの要件を満たし、品質と効率を高めてプロジェクトを実行できます。

BIM には建築設計者にとってどのようなメリットがありますか?

ビジュアライゼーション、調整、コラボレーション、解析などのツールを使用して、設計がどのように形になるかを調査し、プロセスの早期に設計に関する適切な意思決定を行うことができます。

建築設計者は BIM をどのように使用していますか?

建築設計者が設計プロセス全体を通じてビルディング インフォメーション モデリング(BIM)を使用すると、コンセプト設計、モデリング、多分野間の調整、設計図書のワークフローを統合して、品質を向上させ、設計プロセスをスピードアップできます。

建築設計者の作業をサポートするために、オートデスクはどのような BIM ソフトウェアを提供していますか?

オートデスクは、建築設計者の作業をサポートするためにさまざまなポイントソリューションを提供しています。

  1. Revit: 調整された包括的なモデルベースの建築設計のほか、MEP および構造エンジニアリング プロジェクトの作成に主に使用される、多面的な BIM ソフトウェア ツールです。

  2. Forma: BIM プロセスと統合されたコンセプト設計ツールであり、建築設計者は、初期段階の設計コンセプトを作成、解析、共有し、Revit の詳細設計にシームレスに移行できます。

  3. AutoCAD: 建築図面やドキュメントをすばやく作成できるようするツールを提供します。

  4. Navisworks: モデル データとコーディネーションを統合することにより、包括的な解析を実行し、プロジェクトの成果をコントロールできるようにする、BIM ワークフローと統合されたプロジェクト レビュー ソフトウェアです。

  5. Autodesk Docs: BIM ワークフロー内でのプロジェクト ライフサイクルの調整、施工、管理を効率化して、建設プロジェクトの共同作業と効率を向上させるクラウドベースのプラットフォームです。

  6. InfraWorks: 土木設計データを含めた詳細な 3D モデルを作成できるツールを提供し BIM ワークフローをサポートする、インフラ プロジェクト向けのソフトウェア ソリューションです。

CAD と BIM のどちらが効果的ですか?

CAD と BIM のどちらが「効果的」かは、特定のプロジェクト要件によって異なります。通常、CAD は作図作業や 2D 設計作業に適しています。BIM は 3D モデルを含む複雑なプロジェクトの包括的な管理に適しており、データを統合し共同作業と効率の向上につなげます。 複雑で多分野にまたがるプロジェクトを実行する際には、多くの場合、BIM の方が CAD よりも適しているいると考えられます。3D モデリングを簡単に作成できるだけでなく、仕様、スケジュール、コスト、プロジェクト管理に使用するデータを統合でき、建設ライフサイクル全体を通じて、より連携した、効率的かつ情報に基づいた意思決定プロセスを実現できます。

AutoCAD ツールセットは BIM ソフトウェアですか?

AutoCAD は、BIM ワークフローの一部として使用できます。AutoCAD は、主に詳細な図面や技術図面を作成するための 2D および 3D コンピュータ支援設計(CAD)ソフトウェアです。設計の専門家の多くは、単純な設計レイアウトや 2D 設計を AutoCAD で始めます。それらはより包括的な建物モデルにインポートすることできるため、AutoCAD の詳細な作図の強みと Revit のインテリジェントなモデリング機能を合わせることができます。

建築会社で BIM を導入するにはどうすればよいですか?

  1. トレーニングと教育: まず、ワークショップ、学習コース、オンライン プラットフォームを通じて BIM の基礎に関する教育をチームに行い、BIM のコンセプトとソフトウェア ツールの強い基盤を構築します。

  2. ソフトウェアの選択: 企業の固有のニーズを考慮して適切な BIM ソフトウェアを選択し、選択したソフトウェアをサポートするために必要なハードウェアとインフラが整っていることを確認します。オートデスクは、卓越した効率性でプロジェクトの品質を高めるための、業界最先端の統合された BIM ソリューションを提供します。

  3. 標準とプロトコルの作成: 一貫性を保ち効率的にプロジェクトを実行できるように、データ管理やコラボレーションのガイドラインなど、会社全体の BIM 標準とプロトコルを構築します。

  4. パイロット プロジェクト: BIM プロセスを実際に適用したパイロット プロジェクトを開始します。それにより、大規模なプロジェクトに拡張する前に、チームが実地で経験を積み、必要な調整を行うことができます。

BIM の ROI は測定するにはどうすればよいですか?

ビルディング インフォメーション モデリング(BIM)の ROI を測定するには、初期投資や継続投資に対して、BIM によってプロジェクトにもたらされる有形および無形のメリットを評価します。有形のメリットの例として、時間の短縮、材料の無駄の削減、エラーや手戻りの減少によるコストの削減が挙げられます。一方、無形のメリットには、コラボレーションの強化や設計品質の向上の実現などがあります。ROI を測定するには、プロジェクト ライフサイクルの時間の短縮、エラーや変更の回避によるコストの削減のほか、BIM テクノロジーの採用によるクライアント満足度の向上やビジネス機会の増加の可能性など、プロジェクトの測定基準を細かく追跡する必要があります。

BIM は小規模企業に適していますか?

はい。BIM は設計プロセスを合理化し、コラボレーションを改善するほか、優れたビジュアライゼーション機能とプロジェクト管理機能を備えているため、小規模な建築作事務所にもメリットをもたらします。規模が小さなプロジェクトでも利用できます。

よくある質問(FAQ)をさらに表示