説明
ジェネレーティブデザインと聞いて、具体的にその活用方法を頭に思い描くことのできるエンジニアやデザイナーの方はまだまだ限られているというのが現実ですが、同時にジェネレーティブデザインという言葉を聞いたことがあり、何ができるのか気になっている方の数も日々増え続けています。 本クラスでは、ジェネレーティブデザインを実際に導入している企業様に、パネルディスカッション形式でお話を聞きながら、現在のお取組みや、今後解決していきたい課題について、ご意見いただきます。単に形状を生成するという枠を超えて、ジェネレーティブデザインがデザイナーや設計者にもたらすことができる価値とは何か。単なる軽量化だけに限定されない、多種多様な利用目的とはどんなことか。従来では想像もつかなかった設計案を生み出すことができる最新設計手法は、今後どのような可能性をもって発展していくことを利用者は望んでいるのか。 利用者としての率直な意見を集めることにより、ソフトウェアの機能からは窺い知ることが難しい、これからジェネレーティブデザインをご検討される皆様の参考となるような議論を展開します。
主な学習内容
- ジェネレーティブデザインの利用価値について、実際の利用者の意見や考えを知ることができます。
- 実際の使用感を含めた現時点でのジェネレーティブデザインのメリットとデメリットについて議論し、利用者の視点を理解することができます。
- 計算時の設定などについて利用者同士で議論しますので、具体的な利用イメージを共有いただくことができます。
- ジェネレーティブデザインの今後について議論し、革新的設計手法の発展性について意見を視聴者と共有します。
スピーカー
- YFYuji FujimuraYuji Fujimura is a Fusion 360 evangelist for Autodesk, Inc., in Japan. Fujimura has product design background, and he is a good reference for 3D modeling and visualization in the industrial design field.
- SYSatoshi YanagisawaExperienced as an industrial designer & researcher, focusing on a variety of industrial segments for producing useful things embodies with an organic and aesthetic visual representation. Born in Tokyo, Japan, graduated from University for the Creative Arts in the UK. After finalising educational experience, I have worked in several design consultancies in London. Then founding own studio in Tokyo 2014, I have fascinated to commit industrial additive manufacturing and the engineering /design workflow. Undoubtedly, my studio specialises a wide range of digital manufacturing and design capabilities, which mainly from a very early stage of product development, such as conceptualising, sketching and digital model making.
- 幸夫 北田大学で発電関係の最適設計を学ぶ。その後エンジニアリング会社、鉄鋼関連会社を経て現職。現職では新規商品開発部門に所属。
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