"Generative Design" に対する 5 件の結果
オートデスク製品説明会 / Virtual 2021
あなたの作業がもっとラクになる! - Dynamo に Generative Design を添えて -

Generative Design は、人間とコンピューターが協調して行う設計プロセス、のことを指します。従来の設計プロセスでは、設計案の作成も評価も全て人間が行います。これにより、検討する設計案の量や質に制約が生まれてしまいます。一方で Generative Design を用いた設計プロセスでは、設計案の作成に必要なパラメータ(入力値)と、設計案を評価する定量指標(出力値)を人間が設定し、コンピュータが「よりよい設計案」を自律的に探求しながら、人間と協業して設計案を絞り込んでいきます。これにより、より革新的な設計案をより短時間で導き出すことが出来るようになります。 弊社の AEC 系のソリューションの中では、Revit 2021 から Generative Design が使用できるようになりました。一般的に公開されている事例は Revit を活用した建築向け Generative Design の事例が多く、土木設計で Generative Design がどう使えるのか、想像がつかない方が多いかもしれません。そこで本セッションでは、弊社の AEC 系ソリューションにおける Generative Design の概要に加えて、土木設計で使える Generative Design の例や、Generative Design を Civil 3D と組み合わせて使用する裏ワザをご紹介します。また、土地造成に特化した Generative Design とも言える、Civil 3D 2022 上で使える Grading Optimization に関しても、その概要を解説します。

業界トーク / Virtual 2020
ものづくりプロジェクトとFusion 360 最新技術の活用 ー 設計者、エンジニアの育成
本セッションでは、Fusion 360を活用した最新のテクノロジーを活用した2つのプロジェクトをご紹介します。双方のプロジェクト共に、学生と教授がインダストリーコラボレーションを両立し、Fusion 360の様々な機能を活用しながら大幅にプロダクトのパフォーマンスを向上させています。 工学院大学では、濱根先生が率いる300名を超える学生サークル、ワールドソーラーカーならびに学生フォーミュラチームで、Fusion 360を用いた車の筐体設計ならびにパフォーマンス最適化のためのパーツ設計と加工を行っています。毎年新しい学生が入部するため3D CADスキルの教育と機能班毎のデータ管理をFusion Teamに移行することで、設計班によるCFD解析やGenerative Designによるパーツのパフォーマンス向上と新人教育をFusion 360のクラウド上で両立させています。特にワールドソーラーカーでは軽量化の命題に向けGenerative Designの結果にインスピレーションを得て再設計、CAMの最適化も実施することで時間短縮と軽量化を同時に可能としました。2019年のワールドソーラーカーでは、テクニカルイノベーションアワードを受賞しています。 日本大学理学部精密機械工学科入江研究室:入江研究室は、西川精機製作所との共同研究を通じて、日本発のアーチェリーをFusion 360のGenerative Designを活用して設計、開発しました。入江研究室では、従来より学科全体での演習授業にもFusion 360を活用しており、ロボットやIoTデバイスでの活用推進を進めてきました。今回は、メイドインジャパンを取り戻すために国産アーチェリーの再生産を目指す西川精機製作所とともに、ジェネレーティブデザインを用いた製品設計、開発に協力しています。従来は手作業で実施していた計測もFusion 360のシミュレーションをフル活用し、新しいアーチェリー製品づくりに取り組んでいます。
業界トーク / Virtual 2021
10年後を意識したInfra BIMによる企業DXの試行錯誤

現在、土木業界における産業人口は年々減っており、将来を担う人材が減少しています。様々な要因から、土木業界自体に入職する人材が少なく、業界人口の年齢層は今やひょうたん型です。私の所属する会社でも10年後にはベテラン社員の殆どが定年を迎えます。 そんな中でも、ベテラン社員は従来通りの業務量をこなしつつ、自身の年齢にタイムリミットを感じながら、若手人材への育成時間もどんどん増やしていかなければいけない一方、若手人材は10年後というタイムリミットの中で、何とか上司から技術や知見を習得しようと様々なツールやBIM360を初めとしたクラウドを活用しながら努力しています。 似た状況の会社が業界にも数多く存在している中で、土木業界ではそういった状況をなんとかしようと「i-Construction」や「BIM/CIM」といった政策や生産性向上手法が展開されているものの、まだまだ生産性向上への道のりは長いと考えています。 弊社では若手社員自らがAutodesk RevitやCivil 3D、Dynamoを使用しつつ、BIM360の様々な機能を活用し、経験豊富な管理職や協力会社を巻き込みながら、国の基準に捉われない能動的なBIM/CIMを通じて、今後10年後を意識した企業DXや人材開発の試行錯誤を行いました。 また、Generative DesignやBIM360の様々な機能を活用したナレッジの脱属人化によって、「若手とベテランの差」に立ち向かっています。 このセッションでは、効率化を意識したManagementに特化した能動的なBIM/CIM=「Infra BIM」と名付け、それらによる企業DXの試行錯誤の数々と検証過程、変わりゆく時代に適応する変革の震源地となる次世代人材の育成法設計について、今後の10年後を背負う若手の立場からご提案致します。

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