監査

ライセンス環境を調査し、潜在的なセキュリティ リスクを特定します。

監査の概要

概要

ライセンス コンプライアンス チームが、オートデスク利用規約への準拠を確認し、コンプライアンス違反のソフトウェアのインストールと使用に関する問題解決をサポートします。すべてのお客様がコンプライアンス違反のリスクを回避し、ソフトウェアを最適化できるように、オートデスクがサポートします。この活動の一環として、オートデスクは任意の企業を対象に、ソフトウェア ライセンス レビューの監査を実施します。 

オートデスク製品をご利用のお客様はどなたでも、この監査プロセスの対象に選ばれる可能性があります。お客様の会社が監査対象に選ばれたとしても、コンプライアンス違反が疑われたわけではありませんのでご了承ください。監査対象に選ばれた場合、プロセスについて説明する電子メールまたは手紙がお客様のもとに届きます。

監査でコンプライアンス違反が発見された場合

監査(ソフトウェア ライセンス レビュー)で特定される可能性のあるコンプライアンス違反には、主に 4 つのタイプがあります。違反が特定された場合、お客様はオートデスクの利用規約に従ってコンプライアンスの問題を解決する責任を負うものとします。 

不正なソフトウェア

不正なソフトウェアは、オートデスクでない何者かによって製造されたか、不正に改変・改ざんされたものです。不正なソフトウェアのインストールや使用は禁止されています。不正なソフトウェアを使用した場合、お客様の会社がマルウェア、ウイルス、フィッシングなどの攻撃を受けるリスクがあります。

永久ライセンスの過剰使用

オートデスクの永久ライセンスでは、永久ライセンスを購入したデバイス数でのみ製品を使用することが許諾されます。

サブスクリプション ライセンスの過剰使用

オートデスク サブスクリプションのシングルユーザー ライセンスでは、オートデスク製品を最大 3 台のデバイスにインストールできますが、1 人のユーザーが同時に使用できるのは 1 台のデバイスのみに限られます。各ユーザーが、シングルユーザー サブスクリプションのシートを取得する必要があります。すべてのユーザーが自身のオートデスク ユーザー ID を持つ必要があり、他のユーザーとログイン認証情報を共有することはできません。

非商用ライセンス:教育機関限定ライセンス

教育機関限定ライセンスは、認定教育機関の学生および教職員に付与され、教育機関または学生が所有するハードウェア上でのみ製品を使用できます。教育機関限定ライセンスを、商用目的で使用することはできません。

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監査プロセスの流れ

手順 1

オートデスクから手紙または電子メールが届きます。

 

手順 2

AIT をインストールし、環境のスキャンを実行します。

 

手順 3

オートデスクにインベントリ レポートを送信します。

 

手順 4

コンプライアンス違反が特定された場合は、ライセンス コンプライアンス担当者と一緒に解決します。

 

Autodesk Inventory Tool の使用方法

Autodesk Inventory Tool(AIT)は、監査(ソフトウェア ライセンス レビュー)の実施時に、お客様のデバイスをスキャンするために使用されるオートデスク認定のツールです。AIT の使用方法については、ライセンス コンプライアンス担当者にお問い合わせください。

インベントリ レポートのアップロード

インベントリ レポートの送信は、監査(ソフトウェア ライセンス レビュー)プロセスの手順 3 で行います。ライセンス コンプライアンス担当者の指示があった場合のみ、レポートをアップロードできます。中小企業の場合は通常、このポータルを使用します。