ソフトウェアの管理

組織の業務を保護するために、ソフトウェア資産を管理しましょう。

ソフトウェア管理とは

ソフトウェア管理とは、組織内のソフトウェア資産のライフサイクルを管理することを意味します。 

ソフトウェア資産管理をスマートに行うことで、複雑なライセンスを管理し、コンプライアンス違反を防ぐことができます。また、ライセンス数の過不足を把握することで、コスト節減にもつながります。 

ソフトウェア管理の目的は、コンプライアンス違反を回避することだけではありません。データや業務を保護し、生産性を強化し、スマートなビジネスをサポートするうえでも役立ちます。

ビジネスに役立つソフトウェア管理

コストの管理

ニーズに合わせてソフトウェア資産を調整し、あまり使用されていない製品を削減したり、他のユーザーに割り当て直したりできます。

 

リスクの軽減

未承認のサイトからのダウンロードを防ぐことで、コンピューターがマルウェアに感染するリスクを低減します。

 

ソフトウェア管理でよくある間違い

オートデスク ソフトウェアのインストールと配置については、次のような誤解や誤用がよく見られますので、ご注意ください。 

  • ソフトウェア ライセンス契約/利用規約はすべて同じだと考える 
  • 従業員が不正なソフトウェアをダウンロードする 
  • コンピューターをクリーンアップしないまま再利用する
  • ログイン認証情報を共有する
  • ユーザー/部署ごとにソフトウェアを購入する 

ソフトウェア資産管理の 3 つの手順

1.ポリシーを作成する

ソフトウェア管理の責任範囲を明確にするために、ポリシーと手順を整備します。例えば、ソフトウェアの購入を集中管理するプロセスや、ソフトウェアの使用に関する会社の方針声明などを盛り込みます。

2.ソフトウェアを監査する

ソフトウェア資産を調べてインベントリを作成し、保有するライセンスと照合して、各資産がコンプライアンスに準拠しているかどうかを判断します。これは、古いソフトウェアや不必要なソフトウェアの特定にも役立ちます。

3.定期的な監査を設定する

事業が変化・拡大する中でもコンプライアンスを維持できるように、定期的な内部監査のスケジュールを設定します。

ソフトウェアの管理方法を学びましょう

ビジネス ソフトウェア アライアンス（BSA）

ビジネス ソフトウェア アライアンス（BSA）が、ソフトウェア資産管理のベストプラクティスや業界標準をまとめたコンテンツを提供しています。